スタッフ紹介

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TBSテレビ 「報道LIVE あさチャン!サタデー」
アシスタントディレクター  ※2015年現在
玉置春香 (2015年度入社 関西大学総合情報学部 卒業)

 

現在私はTBSテレビの「報道LIVE あさチャン!サタデー」という番組を担当しています。
私は以前から、報道番組やドキュメンタリー番組の制作に携わりたいと思っていたので、今年入社してすぐに報道関係の番組に配属していただいて嬉しく思っています。

「あさチャン!サタデー」では、土曜日の朝のオンエアに向けての企画会議を経て、週の前半におおまかな内容が決まります。企画が決まると、その内容に関する情報・資料を集めたり、必要な場合は取材に出かけます。しかし、どれだけ準備をしていても、オンエアまでに新しく大きな事件・事故が起きれば、当然、その内容はいくらでも覆ります。
ADの仕事の一つに、金曜日夜の編集前になると、オンエアに必要な素材テープをTBS局内の保管庫や資料室から集めるという作業があります。テープは既に他の番組の人が使用していたり、別の場所で保管されている場合もあり、そんなときには急いで他の番組の人と連絡をとったり、編集室周辺を探し回ったりなど、忙しく動き回ることになります。テープがなかなか見つからないときには本当にひやひやします。

オンエアが近づくにつれて、日付が変わっても帰宅できない日もあります。金曜日には朝出社すると翌朝のオンエアが終了するまで、一睡もすることなく働き続けなければいけません。体力的に辛いときもありますが、日本国内だけでなく、世界のどこかで起こった出来事の情報にいち早く触れることができるという環境は非常に魅力的であると日々感じています。
私がこの仕事をしたいと考えるようになった大きな理由は、自分が人に何かを伝える役割を果たすことで、人の役に立ちたいと考えたからです。そう考えるようになった一番のきっかけは、大学2年生の冬、友人と二人でインドへ旅行した際に、ムンバイの華やかなイメージとは異なる貧困の現状を目の当たりにしたことでした。なかでも、「何か食べ物を」と、後をついてくる物乞いの子どもに、たまたま持っていたパンをこっそり渡すと、私を見つめる瞳がこれまで見たことないほど輝いていたことが非常に印象に残っています。その子どもはパンにかじりつくと、そのあと私を幼い兄弟たちのところに連れていきました。しかし、私はもう食べ物を何も持っておらず、その場をあとにすることしかできませんでした。

結婚式場でアルバイトをしたことのあった私は、当たり前のように大量の残飯を廃棄していたことを思い出し、日本がいかに豊かな国であるかを実感させられました。

「一体どれだけの人がこのような現状を知っているのだろう」「多くの人がこういったことについて少しでも考える機会があれば、世の中は少しでも良くなるのではないか」と思い、当時大学でメディアについて学んでいた私は、自分が何か人の役に立てるとしたら「伝える」ことではないかと考えました。

その後、東日本大震災で非常に大きな被害をうけた岩手県大槌町のコミュニティーメディアにインターンシップに赴き、そこでの経験・出会いによって、私の「伝えたい」気持ちはより強いものになりました。
まだまだ右も左もわからない未熟者ですが、いつか自分が以前感じたような気持ちをテレビを通して、視聴者に少しでも感じてもらえるような番組を作れるディレクターになりたいです。